さよならiPod Classic
これまで車に乗ってるときは、iPod Classicを使って音楽を聴いてました。
iPod Classicのいいところは操作系がアナログスイッチになっていることで、タッチパネル端末と違って手探りで操作が可能なので、運転中によそ見をする必要がないことです。
またヘッドホン端子がついているので、AUXケーブルが一本あれば、だいたいどんなカーオーディオにも接続できて、ペアリングなどの面倒な手続きも不要。
なのですが、音楽のネット配信やサブスクなどが一般的になった現在、ネットワーク非対応のiPod Classicで音楽を聴くのはさすがに限界かなーと感じておりました。
そもそもiPod Classicって10年も前に生産終了してて、バッテリーもそろそろ寿命ですしね……。
しかしスマホの曲を車で再生しようにも、運転中にFaceIDの顔認証とかやってられないし、タッチパネルを操作するの危ないし、今のiPhoneにはヘッドホン端子がついてないし、うちのカーオーディオはBluetoothにも対応してねえ。詰んだ。
というわけで、Anker Soundsyncです。
Anker SoundsyncでBluetooth非搭載の車載オーディオをBT対応に
Anker Soundsync Bluetoothレシーバーは、スマホなどのBluetooth対応機器から送られてきた音声を受信して、AUX端子から出力するワイヤレス受信機。
要はこいつを取り付けることで、Bluetoothに対応していないスピーカーやヘッドホンにもBluetoothで接続できるようになるというわけです。
本体は重さ12g。180mAh・3.6Vのバッテリーを内蔵していて、12時間の連続使用が可能。Bluetooth規格は5.0で、ハンズフリー通話にも対応。試してないけど、同時に最大2台のBluetooth機器に接続可能とのこと。
運転する前に自宅などでの充電が必要になりますが、めちゃめちゃ小さくて軽いので、持ち歩くのはまったく苦になりません。どちらかといえば、すぐになくしそうなのが心配なくらい。充電端子はmicro USB。充電時間は2時間です。
付属品は充電用のmicro USBケーブルとAUXケーブル、直差し用のAUXプラグが各1本。
一度ペアリングしてしまえば、音楽の再生、停止などの操作や音量調節などはすべてスマホ側で行えます。つまり運転中にSiriなどの音声アシスタントを使って聞きたい曲を呼び出したり、スキップやリピートなどの操作が可能ということです。これは手探りでiPodや車載オーディオを操作するよりさらに安全かも。
最近はレンタカーやカーシェアなどで車を一時利用する機会も増えてますが、そんなときもこいつを持ち歩いておけば、ペアリング作業不要で、いつでも自分のスマホ内の音楽が再生できます。便利。
もちろんカーオーディオに接続するだけでなく、Bluetooth対応していない古いスピーカーに音を飛ばすこともできるので、自宅でスマホやポータブルオーディオの曲をいい音で聞きたい、という用途にも使えると思います。
一カ月ほど使ってますが、電源を入れるとすぐにスマホに接続されるし、使用中にBluetoothの接続が途切れるようなこともなく快適です。
こんなことなら、もっと早くiPodから乗り換えておけばよかったな、と。
ひとまずそんな感じです。